暗闇にたったひとりの小さな光が灯った

昨日は、切り紙と癒しについて書いた。

最近になって、ずっと休止していたSNSへの投稿も再開したのだけど、今日になってなにが私をそこから遠ざけていたのか漸く気がついた。

2,3日前に明晰な夢をみた。

海外のスーパーで買い物をしてレジで精算する、というただそれだけなんだけど。

そこには、私を刺激して興奮させる、いろんなキラキラしたきれいなかわいいものが売っていた。私は次々に気に入った物をカゴに入れ、ドキドキと満ち足りた気分でレジに進んだ。

清算する番が来たら、キャッシャーの女の人がなぜか一々私に確認するの。

「本当にあなたはこれがいるの?」って。

「えっ⁉」「いるよ!だって気に入ったから」と私(内心、なんでそんなこと一々聞くんだろー?買い物に来てるのに)。

「これもいるの?」

「えっ⁉(また?)だってこんな素敵なの、ここでしか買えないし。」

(なんだか知らないけど、すっごくかわいい刺繍のしてある枕とかも買っている。しかもすごく高い値段がついているのに全く気にしていない。)

そして彼女は聞いた。あきらめの表情で溜息をつきながら。

「この枕は(なんで枕だったのか分からないけど)、すっごく素敵できれい。そしてとても高価。でもあなたは、これがなにで作られているのか知っている?」

「そして本当に買う価値のあるものだと思うの?」

(その時私の目を真っ直ぐに射抜いた、彼女の目を覚えている。)

その瞬間私は、なぜか彼女の言う意味を突然理解した。ハートで。

そして、はっきりと強い意志を持って言ったのだ。

全部要らない

そこで目が覚めた。

(夢と同じ頃、切り紙中にこんなメッセージも。注意深く観察しさえすれば、いつだってこうして必要な布石が敷かれていたことに気がつくもんだよねぇ。)

本当に欲しいものは、自分にしか、分からない。

SNSは、とても便利なツールだ。自分にとって正しい使い方をすれば。

でも、ともすれば、次々と流れている情報や一見キラキラしてみえるものに惑わされて、本当に自分にとって必要なものを見失いがちになる。

自分の軸がしっかりしていないと。

だから、昨日、私に向かって発せられた暗闇に灯った小さな大切な光を、

見せかけのキラキラのなかに、

大して重要でないこととして、

紛れさせてしまうところだった・・・と気がついた。

 

さち先生も言って下さったではないか、

暗闇にぽっ、ぽっと灯をともす人と手を繋いで、その輪を大きくしていくようにって。

ああ~、よかった、気がついて。

だって、これが私のこれからをつくる道。

私にとって大切なもの。

気づかせてくれたKさん、ありがとう。

 

今日も読んで下さってありがとうございます。