冬至の日に~2015年に向けて

昨日、今年最後の展示が無事終了致しました。来てくださり、お手に取ったり購入してくださった皆様方どうもありがとうございました。ご自分のため、またはクリスマスのお友達への贈り物として見えないところでも作ったものたちが届けられることを思うと、嬉しいながらもやはりどんな時でも自分の名前で世に出すものはすべて、責任を持ってひとつひとつきちんとしたものを作らなければ、と改めて身が引き締まるのを感じました。こちらは「メッセンジャーエンジェル」。ポケットを開けるとメッセージが現れます。今年は準備不足で叶いませんでしたが、来年これを使ったワークショップの機会がもてたらいいな、と思っています。三人とも友人のもとへ行きました。

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さて、先月から自分のブランディングということにも取り組んできていて、様々考えることがありました。今日はこの冬至の日に、来年に向けて活動の方向の見直しと取捨選択の必要性を感じているのでそのことを少し書いておこうと思います。今年は、漸く「きっとこんなお役に立てますよ」のフラッグを掲げて、私的にはドアを全開オープンにしたつもりだったのにあまり気づいてもらえず、残念ながら必要な人のところへはなかなか届かなかったようでした。来年は、もっと本来の自分の作品の質を高めるべく時間をかけてじっくり納得のいくものを作り発表していくことに重点をおくこと。具体的には、既に決まっているいくつかの展覧会に向けてそれを含めた本作りと、そのための版画にじっくりと取り組むこと。単なる展示に留まらず、本を軸とした朗読会などの表現活動にも広げていきたい。これまでと同様に社会貢献としては、こちらも決まっているものも含めてワークショップの展開と個人のオーダーメイド品の制作を継続して行っていきます。個人的には、「自己肯定」も取り組まなければならない大きな課題。自分をもっと解放する方法を見つけて取り入れていくことも大切なキーになると思っています。ダンスとか歌とかにももっと積極的に取り組んで様々なひとと関わっていこうとも。どんなふうに変わっていけるのか楽しみにしながら、冬至の日に来年に向けてのエネルギーを感じています。