さて、最初のお話の種を見つけてから子供たちはそれぞれの物語を視覚化していきました。
その後、それを文字に起こしていよいよ文章にしていきます。これはこれでまた苦労もあったことでしょう。出来上がった文章は、折本に清書をすることにしました。
そして今回は、絵と文をひとつにするための入れ物(カバー)を作ります。こちらは見本として作ったもの。
自作のお話を子供たちに紹介すると、し~んと真剣に聞き入ってお終いには「おお~、すごい!」という歓声と拍手が自然に!やったあ~!!と心の中で思わずにんまりとガッツポーズ。だって、作っている最中の私がドキドキワクワクして楽しかったから、きっとそれがみんなに伝わったんだね。
内側には絵と文を入れるためのポケットのほか、物語に登場する小物をコレクションしておくための窓や小さなポケットもつけました。外側は表紙・裏表紙となるので、タイトルのほか帯もつけました。
この本の面白いところは、開くと一枚の地図のようになること。一本の線の上にお話が展開してつながっているんです。
さてさて、どんなお話が語られるのでしょう。完成を楽しみに待ちます。