Report~Workshop切り絵体験「お月見飾り」~

秋分の日の祝日、切り絵体験ワークショップは無事終了しました。今回は「お月見飾り」のレポート。こちらは皆さんの完成作品。どの色の組み合わせもそれぞれとても素敵です。一番上の作品はあえて黒の四角を残すことで、内側から外を覗き込んでいるような、家の中から窓越しに見える月夜の風景にも見えますよね?

%e6%9c%88%e8%a6%8b1大雨にもかかわらずお集まりくださった皆さんとはまず色選びからスタート。ベースになる背景の円とその上に重なる雲と兎、そして一番上に重なる植物のお色の3色をタント紙の中から選んで頂きました。色選びは楽しいけれど、迷い悩むところでもあります。すぐに決断される方もいらっしゃれば最後の一色で悩まれる方も。3色のバランスが難しいところです。

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こちらは雲と兎の部分。切り出した切り絵の赤茶とテーブルの漆の黒のコントラストが素敵だったので思わずパチリ。これだけでもシンプルで素敵ですよね。映り込んだ電球の白もまた星のようです。おしゃべりや笑い声を挟みながらも作業は皆さん無言で集中して取り組まれ、あっという間に2時間のワークショップは終了。今回は難易度が高めだった分、やり終えた達成感を充分感じて頂いたようです。雨の中いらして下さった皆様本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

来月は同じ内容で十三夜直前の8日に行います。これからのお申込みもまだ受付中です。ご質問もお気軽にどうぞ。

日時:10月8日(土)11~13時(申込み締切り 10/5 20時)

場所:ビンヤコーヒー(恵比寿) 貴賓室

人数:4~6名

参加費:3000円(材料費・お茶代込)

道具:デザインカッター、カッターマット は別途500円でご用意致します。

*図案は見本と異なることがあります。

*参加ご希望の方は、コンタクト から

お名前、ご連絡先、参加希望日、道具希望の有無を明記の上、お申込みください。ご質問もお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

Workshop~切り絵体験「お月見飾り」~

昨夜は中秋の名月、今宵は十六夜。残念ながら両日とも夜空に美しい月の姿を拝むことは叶いませんでした。そんな時、代わりに切り絵で作るお月見飾りはいかがでしょうか?初めての切り絵体験ワークショップのお知らせです。今回は、お月見をモチーフに全体を月に見立て、兎や秋の草花を切り絵で表します。出来上がったら紐で吊るし、そのまま壁に飾って頂けるようにしました。同じ内容で、来週の秋分の日と来月は十三夜の直前の2回設定しました。ご自分で作る喜びや達成感を味わってみませんか?詳細は以下をご覧ください。

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日時1):9月22日(木)11~13時(申込み締切り 9/19 20時)

日時2):10月8日(土)11~13時(申込み締切り 10/5 20時)

場所:ビンヤコーヒー(恵比寿) 貴賓室

人数:4~6名

参加費:3000円(材料費・お茶代込)

道具:デザインカッター、カッターマット は別途500円でご用意致します。

*図案は見本と異なることがあります。

*参加ご希望の方は、コンタクト から

お名前、ご連絡先、参加希望日、道具希望の有無を明記の上、お申込みください。ご質問もお気軽にお問い合わせください。

たくさんのご参加お待ちしています。

The 13th Moon~十三夜の月光浴

13th moon

Last night was the thirteenth moon which was also called ‘kuri-meigetsu (chestnut moon) in Japan. I had my first wonderful experience of looking up the moon through an astronomical telescope in the Hyakkaen garden. I could see the sea in the moon and lots of craters on her surface. It strongly reminded me the reality of her existence in the far distance from our earth. Flowers and trees were shining bright in the moonlight with the chirping of cricket. It was a sacred quietness and everything on that night was a very exciting experience for me.  13th moon

昨夜(10月25日)は十三夜、中国から伝わったとされる中秋の名月(十五夜・芋名月)に対して、栗名月(後の月)とも言われている日本独自の月見の風習ということである。今年は月光浴を楽しみに、夜の向島百花園に出かけた。夜の植物園に入れる!という稀有な機会を逃してはいられない。夜空は雲一つなく澄みわたり、月光浴には最高の日となった。神々しく光る月は気高くて美しく、くっきりと眩しいほどに輝いていた。月の光に照らされると、こころの中まですべて晒されてなにもかも見透かされているような気持ちになり、ついからだが縮こまってしまうような気になるのはなぜだろう?

供物

 

 

さて、虫の音があちらこちらからチロチロと聞こえる中、今回がほぼ初の体験となった望遠鏡での観測。見えた月の表面には、月の海と大小さまざまなクレーターがはっきりと捉えられ、そのディテイルを目にしたことで「天体としての月」そのものが急にリアルさを持って感じられ興奮した。寒くなり空気も澄んでくるこれからの時期、観測会は癖になりそうだ。

ススキ門

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

墨田区の向島百花園。江戸時代の風情が感じられます。