1月から2か月、3年生の絵本作りにゲストティーチャーとして関わらせて頂きました。
今回はせっかくなのでアート的手法を用いた絵本作りをご提案。お話の始まりを考える、ところからスタートしました。いきなりお話を考えるという高いハードルをアート的な思考を採用することで乗り越えやすくしようという試みです。
This is a report about how I strated to work with children for making original picture books. You may find it’s not easy to invent an original story, because many of us have never made a story.
1回目は、「お話のタネを探す」をテーマに白い画用紙に一本の線を描いたらどうなるか、そこに見つけたかたちの中に隠れているお話の種をそれぞれ探してもらいました。
I call this book format “Map Book”. I found it was a quite good way of making a story, because it helps us to find a hint of that; ‘a seed’ of story. You can see the all pictures along a drawing line, when a book is spread out. It just like a map as you can see the images below.This is the reason why I named the book form so.
真っ白な紙に一本の線を思い切って描くだけでも、結構みんなドキドキ。
好きなように線を描くのも勇気がいるものです。きっと失敗を恐れてしまうからですね。でも、この方法の良いところは「失敗はない」ということです。これはほかの切り紙のワークショップでも云えること。例え思い通り行かなくても、今手にしているところから始めればいいだけなんですから。
始まりの方法は同じでも、見つけたお話の種はみなそれぞれ違うもの。それを大切に育ててお話を紡いでいきました。